小学生の習い事 スポーツでは今、女子に「空手」がおすすめの理由とは?
2020年東京オリンピックの種目としても正式に採用された空手は今とても注目を集めています。
空手と言えば「男の子がやるもの」というイメージが強いですが、実は女子にも人気が出てきているのです。
特に小学生で習い事としてのスポーツで、女子でも空手を習わせる家庭が増えてきています。
その理由とは?そして空手の魅力とはなんでしょうか?
オリンピックで注目を集めた空手
2020年東京で開催されるオリンピックでは新たに加わった種目がいくつかあります。
そのうちの一つが「空手」です。
今この空手が改めて注目されはじめ、小学生の習い事としても人気が出ています。
今までは「空手は男の子が習うもの」という考えの親御さんが多かったものです。
しかし最近では女子空手家のテレビ出演なども多くなってきており、習い事として女の子でも空手を習わせている家庭が増えてきているようです。
「当てる空手」と「当てない空手」がある
空手には大きく分けてふたつあります。
一つは「フルコンタクト空手」「実践空手」と言われる直接打撃制の空手です。
極真会館が代表的な団体ですが、最近はこのフルコンタクト空手の流派が多いです。
この空手は、突きや蹴りの攻撃を直接相手に当てて戦う試合形式の空手です。
もう一つは「寸止め空手」又は「伝統派空手」と言われる空手です。
この空手は、攻撃を相手に当る寸前で止めて、綺麗に技が決まったかどうかで勝敗が決まる空手です。
この伝統派空手は「型」の練習も重要視しているため、試合では突きや蹴りで戦う「組手」だけではなく、
「型」の正確さや美しさを競い合う試合もあります。
女性の空手家 宇佐美里香選手の美しい型は世界中を感動させました。
そしてこの女子空手家の美しい型を見て、女の子にも空手を習わせる家庭が増えてきたとも言われています。
こんなに美しい型を見せられると男性でもしびれてしまいますね。
手足を使うスポーツは脳を活性化する!
実は空手は脳にも良いのです。
最近の研究では、空手のような手足を使って複雑な動きをするスポーツは、脳の活性化に非常に良いということが分かっています。
特に「組手」と呼ばれる試合形式の練習では、相手の攻撃を受けながら自分の攻撃を当てたり、
相手の攻撃を予測して左右に動いたり、蹴り足で誘って突きを当てたりなど、考えながら非常に複雑な動きが必要となります。
これが脳の活性化にも非常に効果があると言われています。
日本の礼儀を学ぶ
空手のような武道では日本古来の礼儀作法を厳しく教えられます。
練習でも試合でも、礼に始まり、礼に終わる。
目上の先輩に対しての言葉遣いや礼儀などを道場では厳しく教えられます。
欧米化した現代の日本人が忘れかけている本来の日本の礼儀を子供のうちから躾けることができます。
凛とした芯のある女性に育てる
空手の「礼儀」、稽古で出す「気合い」、そして機敏な動きの「型」。
それらの空手の稽古の中の一つひとつは女性を凛とした姿にさせます。
強さの中に芯のある優しさが、空手をやっている女性には感じられます。
生涯続けることをしなくても、幼い頃に学ぶ武道は凛とした芯のある女性を育てるのに最適ではないでしょうか。
まとめ
「男の子の習い事」と思われがちの空手ですが、女の子が習うにもたくさんのメリットがあります。
せっかく日本に住んでいるのなら、空手も習い事の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら将来のオリンピック選手になるかもしれません。
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