中年太り解消のダイエット方法 効率的に痩せるための方法についてご紹介します。
40代前後からは急激に代謝が下がってきて、太りやすくなります。
疲れやすくなったり、風邪を引きやすくなった、太りやすくなったというのは、代謝が下がることによる老化現象と言われています。
代謝を上げダイエットすることは、健康でいるためにも中年男性・中年女性には大切なことです。
ではどのようなことに気を付けていったら良いのでしょうか?
40代からは「体に必要な食べ物」が変わる

若い時は糖質をエネルギー源として細胞分裂を繰り返し、成長していきますが、40代になると糖質をエネルギーに変える力が弱くなってきます。
でも、ご飯やパン、麺類、甘いものなどが大好き!という方も多いと思います。
しかしこのような炭水化物を多く摂る糖質中心の生活をしていると代謝異常の原因となります。
代謝とは、体に入った栄養素を効率よく消化吸収したり、体の古い細胞を新しい細胞に入れ替える働きをします。
代謝が低下することによって太るだけではなく、ガン、脳卒中、心疾患などの病気のリスクが高まります。
なので40代からは食事を変える必要があります。
ここでは「4つの変えるもの」を提案します。
朝食を変える

昔から「朝食はしっかり摂りましょう」と言われてきましたが、朝食を食べないと力が出ないとは本当なのでしょうか?
例えば、朝おにぎりを食べたとします。この朝食べた「おにぎり」はすぐエネルギーとして体で働いてくれるのでしょうか?
実は朝から食べたこの「おにぎり」は、消化するために午前中いっぱいの時間を使ってしまうほど時間が掛かります。
さらにこの「おにぎりからの栄養」が身体で使われるのは翌日なのです。
朝起きて、胃が空っぽの状態のときは消化に時間の掛からない食べ物が理想です。
それは「果物」です。
「果物のみ」の朝食に挑戦してみる
果物は、胃が空っぽの状態で食べるなら30~40分で消化されると言われています。
どんな果物がよいのでしょうか?
実はどんな果物でも構いません。あなたの大好きな果物を好きなだけ食べましょう。
但し、果物以外の食べ物と一緒に食べると、胃の中で「消化の早い果物」がうまく消化されません。
そうなると果物の栄養がうまく取り入れらず、消化される前に胃の中で果物が腐敗してしまい、太る原因になってしまいます。
「果物は太る」という方がいますが、それは正しく果物を食べていないからなのです。
果物のみの朝食は、果物のビタミン・ミネラル・アミノ酸を体に効率よく取り入れることができ、排泄も促してくれるので、最高の朝食と言えます。
朝食をご飯やパンから果物に変えるだけでも、数週間で効果を感じられるはずです。
食べる順番を変える
食事の時、食べる順番を変えるという簡単な方法でも効果があります。
「最初に食べるのは野菜から」
たったこれだけで糖尿病や中年太りを防ぐ効果があります。
そして野菜から最初に食べると、血糖値の上がり方も緩やかになります。
また食物繊維には、糖を吸着する働きがあるといわれています。
体が必要とする以上の糖は食物繊維にされて便となって排泄されます。
それに満腹感が早く得られるため、ご飯(炭水化物)の食べ過ぎの防止になります。
これなら簡単に今日からでも実践できますね。
組み合わせを変える

毎日の食事の組み合わせを変えるだけで、消化のスピードが変わります。
消化が速やかに行われるほど、食べたものは体の中でエネルギーとして効率よく利用されます。
炭水化物を組み合わせない
定食屋さんなどでよくある「ラーメンとチャーハンのセット」などの炭水化物同士の組み合わせは、消化に使うエネルギーを非常に多く必要とします。
「腹持ちが良い」ということは「消化に時間がかかる」ということです。
このような組み合わせは体のエネルギーを奪う上、太りやすいのです。
ではどのような組み合わせがよいのでしょうか?
ご飯(炭水化物)を食べるなら野菜を組み合わせる
炭水化物を食べたいなら、1種類の炭水化物と野菜を組み合わせます。
炭水化物と肉類の組み合わせは消化が悪いのでNGです。
そして出来ることならその組み合わせの割合を3(炭水化物):7(野菜)にすると効果的に痩せることができます。
肉類を食べるときも野菜を組み合わせる
もし肉類を食べたいなら、1種類の肉と野菜を組み合わせます。
炭水化物とは組み合わせないようにしましょう。
そして「炭水化物+野菜」の組み合わせと同じように、その割合は3(肉類):7(野菜)にします。
このように組み合わせを変えるだけで、消化が良くなります。
その結果、食べたものが効率よく体のエネルギーとなり、自分の体に適したスリムな体系になっていきます。
おやつを変える

「若いころにはデザートバイキングによく行った」という方もいるでしょう。
しかし、40代を過ぎてくるとデザートの食べ過ぎには注意しなければいけません。
でも「おやつは全くダメ!」というの厳しいもの。
難しい方はおやつを少し変えてみましょう。
お勧めのひとつはナッツ類。 食物繊維とミネラルが豊富で満腹感も得られるのでお薦めです。
そしてヨーグルトもおやつにお薦めです。たんぱく質やカルシウム豊富でカロリー低めです。
他にはあたりめなどかみごたえがあるものも満腹中枢が刺激されるのでお薦めです。
まとめ
ちょっとしたことを変えるだけで、ダイエット効果が得られるものがあります。
ぜひ無理せず、自分のできることから試してみましょう。
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