亀田興毅さんがボクシング現役復帰を発表。
亀田興毅さんの対戦相手はポンサクレックしかいない。
あくまでも勝手な予想だが、亀田興毅さんが対戦相手として選ぶなら、初めて敗北したポンサクレックしかいないだろう。
Contents
亀田興毅 が現役復帰を発表
元プロボクシング世界3階級制覇した亀田興毅さんが現役復帰を発表。
最後にもう一度だけリングに上がって「ボクサー亀田興毅」を終わらせたいという思いから、現役復帰を決意。
そのきっかけはAmebaTVの企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」だったようだ。
この企画で久しぶりに練習し、リングに上がった亀田興毅さん。
「亀田興毅を表現できるのはリングしかない」と思い、「もう一度本当に対戦したい相手と戦いたい」という気持ちを表している。
その対戦したい相手とは?
初めて敗北した相手・ポンサクレック
亀田興毅さんは23戦目にして初めての敗北を経験。
その敗北から全てを失ったという。
その相手はタイのボクシング最強チャンピオンであるポンサクレック・ウォンジョンカム。
亀田興毅さんが初めての敗北に至るまでの試合をたどってみる。
内藤大助が世界タイトルを取った相手・ポンサクレック

出典:http://www5.nikkansports.com/battle/naito/photo/
当時、国民的人気を得ていたボクサーといえば内藤大助選手。
その内藤大助選手がボクシングの世界チャンピオンのベルトを奪取した時の相手は、ポンサクレック・ウォンジョンカム。
当時、タイのボンサクレックはボクシングWBC世界フライ級チャンピオンとして17度の防衛をしていた最強チャンピオン。
そのポンサクレックの18度目の防衛戦にて、内藤大助選手は下馬評を覆した。
最強チャンピオンであるポンサクレックに勝利し、世界チャンピオンのベルトを巻いたのである。
亀田興毅vs内藤大助の世界タイトルマッチ

内藤大助選手が奪取したボクシングWBC世界フライ級タイトルに目を付けた亀田興毅選手は早速、内藤大助選手に挑戦。
この対戦は2Rに亀田興毅選手の左ストレートが内藤大助選手の鼻をとらえ、内藤選手は出血。
試合中もこの出血が止まらなかった。
その後、アウトボクシングをする亀田興毅選手を内藤大助選手が追う展開に。
結果、3-0の判定で亀田興毅選手がWBC世界フライ級タイトルを奪取。
初防衛戦でポンサクレックに敗北

初防衛戦の相手は、当時ボクシングWBC世界フライ級暫定王者だったポンサクレック。
正規王者・亀田興毅vs暫定王者・ポンサクレックの王者統一戦となった。
内藤大助選手はこのポンサクレックに勝利して、ボクシング世界タイトルを奪取している。
内藤大助選手が勝利している相手に負けるわけにはいかない。
しかしWBC世界フライ級タイトルを17度も防衛している最強の相手だ。
亀田興毅選手はこの試合、巧みな技術で大きく上回るポンサクレックに攻めきれず、初めての敗北を喫する。
亀田興毅の対戦相手はポンサクレックしかいない!
初めての敗北で「すべてを失った」という亀田興毅さん。
内藤大助さんはポンサクレックに勝利したのに、その内藤大助さんに勝った自分はポンサクレックに勝てなかった。
ボクサーとしてこれぼど悔しいことはないだろう。
もし、もう一度ボクシングのリングに上がる理由があるとしたら、この「初めての敗北の相手」ポンサクレック意外にあるだろうか?
最後にポンサクレックに挑戦する気持ちを持った「ボクサー亀田興毅」でいて欲しい。
3/31対戦相手を生発表
3月31日(土)亀田興毅さんの対戦相手がついに生発表される。
『ラスト亀田興毅〜最後の現役復帰〜』3/31よる11時、AmebaTVで放送。
ぜひ亀田興毅さんの現役復帰への思いを生で聞きたい。
ロンドンブーツ淳さんとの対談でも、亀田興毅さんがこの復帰に対する思いを語っている。
ポンサクレックなら対戦を受ける!
今回の亀田興毅さんの最後のボクシング対戦相手決定については、「相手が対戦を受ける」というのが当然ながら必要だ。
色々な予想がある中でなぜポンサクレックと言い切れるのか?
現役選手は難しい
現役のボクサーが復帰戦の対戦相手という予想もあるが、それはまず無理だろう。
元世界チャンピオンとはいえ、ブランクがある亀田興毅さんが現役のボクサーに挑戦するのは無理だというのは自分自身が分かっていることだろう。
もちろん河野選手など対戦を見てみたい相手はいるが、それは無理だろう。
なぜポンサクレックなら受けるか?
ではなぜポンサクレックなら受けるのか?
まず、現役を引退していること。
2014年に引退しているポンサクレックなら、悪く言うなら、ほどほどに衰えていて対戦相手にはちょうどいいのではないだろうか?
またポンサクレックは現役時代、大きなファイトマネーが支払われた試合においても、自分自身が受け取ったのはほんの一部といっている。
今なら日本から支払われるファイトマネーも魅力的なのではないだろうか?
最後は「男・亀田興毅」で終わってほしい
現役時代は何かと国民から大きなバッシングを浴びていた亀田興毅さん。
そして初めての敗北ですべてを失った。
自分自身が初めて敗北した相手、ポンサクレックに対する思いは強いのではないかと思う。
最後はぜひ、そのポンサクレックに挑戦して終わってほしい。
今回の現役復帰の試合について「勝ち負けは関係ない」といっている亀田興毅さん。
ぜひ勝つにしても負けるにしても「男・亀田興毅」を最後にみせて、見事「ボクサー・亀田興毅」を終わらせてほしい。
亀田興毅 復帰戦の対戦相手発表!やはりポンサクレック!
3/31(土)AmebaTVにて、協栄ジムからの生中継にて亀田興毅選手の現役復帰戦の相手が発表された。
「亀田興毅の対戦相手はポンサクレックしかいない!」といってきたが、やはりポンサクレックだった。
初めての敗北は、やはり亀田興毅選手の心の中で引っかかるものがあったようだ。
そのポンサクレックに最後の1戦で挑戦して、「ボクサー・亀田興毅」を終わらせる。
「今までの自分の試合で納得した試合は1試合もない」と語った亀田興毅選手。
現役時代、言葉のパフォーマンスの割には、どこか「守りに入った試合」をしている印象があった。
この最後のポンサクレック戦は、「男・亀田興毅」をみせてほしい。
そしてぜひ、勝っても負けても「ボクサー・亀田興毅」自身が納得する闘いをしてほしい。
2018年5月5日「ボクシングの聖地」後楽園ホールでの試合に期待したい。
ポンサクレック・ジョンウォンカム

出典:https://ameblo.jp/doggfooz/entry-11963287241.html
タイの元プロボクサーであり、元ムエタイ選手。
タイ王国ナコーンラーチャシーマー県出身。
本名はポンサコン・ウォンジョンカム。
WBC世界フライ級王者として、第34代、第37代と2度王座に就いた。
第34代王者としては17度の防衛に成功する。
第37代王者としては4度(暫定王座を含めると6度)の防衛に成功する。
ちなみに第34代王座の18度目の防衛戦では日本の内藤大助選手に敗れ、防衛失敗。
また日本人選手とも多く対戦している。(浅井、内藤、本田、中沼、小松、中広、清水、升田、亀田、粉川)
ポンサクレックの世界戦における日本人戦績は14戦11勝1敗2引き分け。
その中の一人、亀田興毅選手との対戦はWBC世界フライ級統一王座決定戦。
亀田興毅選手は内藤大助選手からWBC世界フライ級王座を奪取し、正規王者であるにも関わらず、ボンサクレック選手が暫定王者となっていた。
この統一王座決定戦にて亀田興毅選手を破り、WBC世界フライ級正規王者に返り咲いた。
2012年3月2日、地元タイにて同級8位ソニー・ボーイ・ハロ(フィリピン)を迎えて7度目の防衛戦を行う。
強打の挑戦者に対応できず、1ラウンドにダウンを喫する。このダウンは約8年ぶりのダウンだった。
続く4ラウンドにもダウンを奪われ、その後は防戦一方になる。
6ラウンドにもダウンを奪われたところでレフェリーストップとなり防衛失敗。
これが16年ぶりのKO負けとなった。
2012年8月31日、地元タイにて当時空位だったWBCインターナショナルフライ級王座決定戦を行った。
相手は日本の中釜兵武選手で3-0(120-108、118-111、118-110)の大差判定勝ちで王座を獲得。
2012年11月1日、地元タイにてWBCインターナショナルフライ級王座の初防衛戦を行う。
相手はノンタイトル戦で過去2度対戦し勝利しているミグレノだった。
1ラウンドから優勢に試合を進めるも、3ラウンドにミグレノの右ストレートを受けてダウンを喫する。
立ち上がるも、その後も連打を浴びせられ、再びダウンしたところでレフェリーストップとなった。
初防衛に失敗したポンサクレックは試合後、正式に現役引退表明した。
その2013年2月に現役復帰し、スーパーフライ級に転向するも、世界ランキングに復帰することはできなかった。
2014年、現役引退を表明し、現在はシンガポールの総合格闘技ジムにてトレーナとして従事。
コメントを残す